fc2ブログ

音楽 Evergreen Avenue / Eternal Blue

音楽
10 /09 2021
fc2blog_202110092217161a2.jpg
・2017年
bandcamp
日中に聴く作品は意識的に毎日違うアルバムを聴くようにしているけど、夜寝る前に流す音楽はわりかし固定気味で気に入ったアンビエント・ドローン作品を数週間、長いときは1か月以上聴き続けることもあります。やはり寝る前は脳が新しい刺激を拒否するのかついつい同じ作品を聴き続けてしまうんですよね。作家名とタイトルだけで聴く前から加点したくなるこの作品は最近のお気に入りで10月の枕のお供になっています。
アラバマ州ハンツビルで精力的に作品を発表しているアンビエント作家Alec Crittenが別名義Evergreen Avenueで発表したドローンアルバムで元は2017年にロンドンのアンビエントレーベルACRからリリースした作品。2019年の再発カセットを本人が蔵出ししていた物を購入。元々この人の曲は数十分の長尺がメインでこの作品もA面、B面にそれぞれ20分弱のドローンが各1曲収録されていて仄かに波打つドローンに耳を傾けて眠りに備えることが出来ます。意識が羽毛のように舞い上がって空に溶けていく安眠薬。
2016年の1stアルバム、In Lightもお気に入りで冒頭のTrack1/surfはギターの残響と浮遊感溢れるサウンドで瞼の裏に光差すアトモスフェリックなドローン。これも1日の終わりに聴くと意識を洗濯機と乾燥機にかけた後のように脳に溜まった澱を綺麗にしてくれる極上の1曲です。

他 息抜き 20211009

10 /09 2021
fc2blog_20211009180234718.jpg
・映画 サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ
アカデミー賞/音響賞・編集賞受賞。突然難聴を患ってしまったメタルバンドのドラマー、ルーベンを通して様々な音世界を体感する稀有な鑑賞体験でした。この作品は監督の意図でバリアフリー上映になっていてセリフ字幕以外に今どんな音が鳴っているかの説明字幕も流れるんだけど、ミキサーでスムージを作る時のガーッという作動音やコーヒーメーカーのドリップ音等々生活を彩っていた音が全てくぐもり潰されて<静かな騒音>として処理されてしまう演出は音響の力も相まって本当に自分の音世界を失ってしまったかのような喪失感がありました。あと物語の中盤、ルーベンが再び手にした新しい音世界<ひずんだ音>のざらざらと音割れした世界は難聴者のコミュニティで彼が得ていた温かい世界との対比もありまるで世界から攻撃されているかのようで辛いものがありました。最後の静寂に感じる安堵と諦観がまだ目と耳に残る映画館で観ることが出来て良かった作品でした。
ヒューマントラストシネマ渋谷のodessa vol+上映で鑑賞。高域、低域を1つのスピーカーから出力する音響システムが売りで、小さ目な劇場のサイズに似合わない高密度の音響に全身を包まれる感覚は一聴の価値あり、冒頭のメタルの轟音は凄かった。また行きたいです。

fc2blog_202110091802373c5.jpg
fc2blog_20211009180239130.jpg
・New Game! 完結記念展 ※写真撮影可
今回はGofaのギャラリー内ではなくビル1Fでの展覧会で広いスペースでゆっくりと大サイズのイラストが見れて大満足。連載時のイラスト以外にも等身大パネルや叡山電車とのコラボ記念パネル等々ご当地イラスト、限定イラストありで見応えありました。
fc2blog_202110091802421c4.jpg
7年前!の懐かしい1巻扉絵。この頃はまだきららは単行本でしか買ってなかったからいきなりこんなハイクオリティな作品に出会って凄く驚いた記憶が。読んでる時はさらっと流してたけど「今日も1日頑張るぞい」があの後あんなにブレイクするとは思わなかったですね。本屋にも「ぞい」の帯が付いた単行本が山積みにされてたなぁ。
fc2blog_20211009180253e24.jpg
長期連載でカラー扉絵の数も凄い。これだけ集まってみると壮観ですね。順を追って見ていくと懐かしさと共に単横本をまた読み返したくなります。日が経ってたおかげか人も少なかったし、瞳の中や衣装の柄までくっきり見える高精細なイラストを間近でゆっくり楽しめて足を運んだかいがありました。

fc2blog_20211009180622b4a.jpg
fc2blog_20211009205457331.jpg
・佐倉おりこ個展fluffy ※写真撮影可
年始に偶然買った女子高生ゴルフ漫画すいんぐ!!が凄く良くてこちらも楽しみにしていた展覧会。お目当てのすいんぐ!!のイラストが良かったのはもちろん猫耳喫茶シリーズや飲み物擬人化等々温もりのある柔らかいイラストが目と心に優しいヒーリング効果大な展覧会でした。挿絵を担当してるよつごぐらしは児童書だから手を出してなかったけど気になってしまい本人担当のコミカライズ版を購入。角川つばさ文庫は聖クロス女学院という大傑作があったし感触良ければ文庫版も買ってみようかな。
fc2blog_202110091806105a9.jpg
1巻4話の見開きイラストフルカラー版。モノクロでも見応えがあったけどやはりカラーだとまた格別ですね。これが見れただけでも良かった。
fc2blog_20211009180613c05.jpg
女の子が可愛いのはもちろん背景や小物の描き込みがどれも凝っていて1点1点ゆっくり眺めてました、至福…。

漫画 まんがタイムきららCarat11月号 No.193

漫画
10 /06 2021
fc2blog_20211006222716353.jpg
〇紡ぐ乙女と大正の月 / ちうね
秋らしい彩りの表紙も素敵なセンターカラー回。和解したとはいえ、いきなり素直になれない雪桂にとっては無頓着に引っ張るくらいの紡の態度が丁度良いのかもしれませんね。上野動物園や大仏巡り、草野球と初めてのフルメンバーでの遠出は楽しそうで何より。あと久しぶりに大正野球娘を観たくなりました。
fc2blog_20211006222719fa6.jpg

〇七×七不思議 / 結城紅 & 鳴海翠
幽霊も大絶賛の美脚が嬉しい扉絵にも注目のゲスト2話目。今回の七不思議はてけてけ人体模型。まさかの女子高生の生足で成仏、というと語弊があるけど今回も成仏のさせ方が面白かったですね。残りの七不思議は駆け足でいよいよ次回は最後の七不思議。美徳の正体等色々気になる所です。ゲスト3話で話としては綺麗にまとまりそうですが連載に向けての新展開もちょっと期待してたり。
fc2blog_20211006222722345.jpg

〇見えぬ明日も一歩から / 空紅
自分と同じ境遇の人を自分が歌で救われたように励ましてあげたいとはにかみながら話すカオちゃんが良かったです。stevie wonderの名曲を勝手に脳内再生していましたがお姉ちゃんのイメージではアイドルっぽい感じもありますね。カオちゃんに手を添えて優しく見守る温かい空気感も素敵なゲスト1話目でした。

〇またぞろ。 / 幌田
カレー屋でいいか?と言われた時のやっと思い出してくれたという表情がもう!という感じで素晴らしかった文化祭回。巴は高校生にしてプロ写真家で自活しているだけあって浮世離れしているところがあるけどそういう自由奔放な所がフツーの自分を持て余していた楓にとっては羅針盤になったんだろうなという素敵な出会いでした。
fc2blog_20211006222725f8d.jpg

〇おちこぼれフルーツタルト / 浜弓場双
変態度トップタイのプロ3人によるメスガ〇養成講座。こんな単語をきららで目にすることになるとは。ママにしたいのか子供にしたいのかどっちなんだよ!!という欄外でもツッコみの追いつかないロコ先輩が不憫。そして指導の成果あってこれはもう紛れもないメスガ〇…、その道のプロ3人も大満足ですね笑。
fc2blog_20211006222729539.jpg

死神ドットコム / 優しい内臓
嬉しい2本立て。合コン?どうせタマが泥酔してやらかすんでしょと思ったら止める側になるとは。メルメルは色々ストレス溜めてそうですからねえ。普段に似合わない暴れっぷりが面白かったです。2話目、公園で子供とバカやってる中でふいに挟まれる上司の一言で出会いの発端を思い出し寒風が吹きましたが今の生活に浸かってしまったメルメルには厳しい決断が待っていそう。

〇キルミーベイベー / カヅホ
本物に似せようとしているけど一目でパチモンと分かる偽物感が堪らない偽物オールスターズの面白回でした。スーニャともぎりさん、シルエットかなり違うと思うんだけどそこを間違えるあたり流石やすなの偽物ですね。

読了 9/27~10/3 2021

読了
10 /03 2021
今週土日は慶事で親戚一同が集い気疲れモード。諸々義務は果たしたし無事に終了してよかった。残りの日曜半日だけでもいつもの所でコーヒーを飲んでSP回復。
fc2blog_202110031726368e2.jpg
・女子高生の放課後アングラーライフ。表紙とあらすじで絶対買うと決めていた1冊。冒頭、主人公のめざしに降りかかるSNSを使ったイジメ描写が中々に嫌らしいというかあれは少しの期間耐えられただけども偉いと思う。どんな理由であれ退避できて良かった、あれは心が壊れる。ともあれ人付き合いを"地雷原を歩く"と形容するくらいに恐れるようになってしまったのも仕方がないめざしが転校先で同じクラスの椎羅に「これは運命やでっ!」と迫られ女子3人の釣りクラブ「アングラ女子会」に入り自分の居場所を見てけていくという話。軽妙な関西弁で溌剌と交わされるやり取りも良かったし、椎羅達アングラ会の面々と釣りの楽しさに引っ張られるように少しづつ素の自分を出せるようになっていくめざしの様子が微笑ましい。持ち前の明るさでかしましく場を盛り上げる椎羅、相手の心情を慮って寄り添える優しさを持つ凪、椎羅LOVEを宣言してめざしにライバル意識を燃やすもそれはそれでめざしを仲間と認める明里(椎羅のことは大好きだけど駄目な所はちゃんとダメ出しできるのも凄く良い)、素敵な仲間に恵まれためざしが1歩を踏み出す期待以上の青春小説でした。続きが楽しみ。
fc2blog_20211003173309fc1.jpg
・異修羅4~5。読む前から4巻の表紙で心がざわざわして読んだ後に改めて表紙を見て泣いてしまう第4試合/絶対なるロスクレイ 対 世界詞のキア戦は六合上覧の中でも屈指の名エピソードでした。この世界の基本法則である詞術を生まれながらに無条件で行使できる世界詞のキア。口から出た言葉がそのまま世界に現象として表れるとんでもない力で要するに晴れろといえば曇天の空も一瞬で雲一つない青空になるし相手に死ねと言えば無条件で相手が即死するというどうしようもないチート能力で彼女を擁立している娼婦の娘から必死の努力と陰謀で成り上がった黄都第17卿赤い紙箋のエレアにとってのまさに必殺の切り札。エレアにとってはキアという究極兵器をどう操縦するかに尽きる戦いであったはずなのに"先生"としての仮面が剝がれなくなってしまったエレアと"先生"を慕い続けたキアの哀しい結末に目頭が熱くなる。エレアが灰境ジヴラートを自身の手で殺した時点でもう彼女にとっての結末は出ていたんだろうな。対して人類代表ともいうべき絶対なるロスクレイ(脳内CV:水島 大宙)。化け物ぞろいの上覧試合の中でロスクレイはただ人間として普通に強いそれだけの突出した能力の無い英雄なんだけど、彼自身の努力と人類社会のバックアップを武器に体が砕けても負けることが許されない民衆にとっての正なる英雄として責務を全うする凄絶な覚悟に圧倒されました。正直1巻前半は話題になるほどか、という感じでしたが巻が進むごとにうなぎ上りに面白くなって個人的には今年度ベスト級の傑作シリーズになりました。

音楽 G-funk King George / 1st Tru No Limit Soldier

音楽
10 /01 2021
fc2blog_202110012130103ec.jpg
・2021年

No Limit Recordsを代表するファミリーグループTruのOGメンバー、レジェンドKing Georgeがまさかの新譜発表!謎のレーベルからの蔵出し音源ということで一抹の不安があったもののいざ聴いてみたら御大K-LouやNo Limit離脱後の盟友Cali Gらとの楽曲はどれもハイクオリティで楽しめました。2016年に予告していた新作からのシングルカットの再録Track7/I'm Tru(Still Tru)を始め10年代の新録中心らしく年月を経て特徴的だったエグいダミ声から丸みを帯びて円熟したフロウを披露するKing Georgeのラップも流石の貫禄でした。
クレジット目当てでフィジカル盤を買ったもののプロデューサーやスタジオの情報が無いのが残念でしたがプロダクションは有名所だとK-LouやFreddy Boが参加しているようでトラックのクオリティはどれも文句無し。Cali Gとの骨太なグルーヴィーバウンスTrack1/New Orleans、もしKing GeorgeがNo Limitに残ったままアルバムを出してたらK-Louとこんな曲を作ったんだろうかと夢が膨らむ黄金期ベイサウンドTrack2/Ghetto Life、3X KrazyのAgermanとエネルギッシュに暴れるTrack3/Paper R Plasstic、エコーの効いたギターループのトラックがカッコ良いTrack4/Sleep Wit、Enhancerが作りそうなストリングスの効いたアップバンガ―Track6/Street Lifeは特にお気に入り。裏ジャケのコメントや最後にTru時代の3 Strikesをぶち込む辺りNo Limitの土台を作ったのは俺の活躍があったからこそという自負が見えるOGの貫禄楽しめる1枚でした。完全新作も待ってます。


コタン

19年12月15日開始