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読了 7/5~7/11 2021

読了
07 /11 2021
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・響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編 後編
・魔女と猟犬1~2(1巻再読)
・飛び立つ君の背を見上げる
・HGに恋するふたり3(1~2巻再読)

決意の最終楽章前編・後編。悲願の全国金賞を目指して最初から全力スタートを切る久美子達の最後の1年間。鬼のドラムジャーと呼ばれ憎まれ役を買って出て厳しく指導に徹する麗奈と仏の副部長と慕われフォローに回る秀一、周りに支えられて部長として大所帯になった部を切り盛りする久美子とバランスをとって動き出したかのように見える吹奏楽部も不穏な空気に。強豪校としての自負と誇りを持ったからこその実力至上主義な下手な人間を許さない空気、滝先生に対しても絶対視する麗奈達と下級生の差が浮き彫りになったりと胃が痛くなるかのような緊張感で状況は違えど去年の優子・夏紀体制は上手く回っていたんだなと改めて感じました。大会ごとのオーディションで参加メンバーもソロパートも変動制になったせいで毎回次の演奏で誰が落ちるか分からないというのも緊張感に拍車をかけてましたね。
人間関係の修復や動揺する1年生のフォローと「脱落者を出さない・北宇治に来てよかったと思って欲しい」という久美子なりのスタンスで部長業に取り組むも、麗奈の「北宇治はひたすらに上を目指すべき」という方針とは齟齬が出てきてしまうわけで2人がぶつかってしまうのも致し方なしという感じでしたが、折れてもおかしくないハードな所を久美子はよく持ち堪えられたなと思いました。そして3年生編で出てきた新キャラ、強豪校から転校してきた久美子と同じ凄腕のユーフォ奏者真由は作者が裏ボスとも言うだけあって、「コンクールは部活動の副産物、楽しく過ごせればそれでいい」というスタンスの色んな意味で久美子を脅かす子で、本当に悪意が無いのが分かるからこそタチが悪いというかそりゃ久美子も頭を抱えてしまうよなぁという。ただそれでも明日香に助言をもらって凝り固まったものをほぐして部員に向き合った久美子の演説、これが凄く良くてカリスマ性で引っ張っていった先代部長とは違った久美子なりのやり方で役割をしっかり果たしたなと久美子の成長が感慨深かったです。久美子がユーフォニアムと共に歩んできた3年間もこれにて完結、彼女が選択した進路とその先のエピローグまでユーフォの音色と青春の熱が伝わってくる最終楽章でした。

飛び立つ君の背を見上げる。部活卒業から高校生活の終わりまで、夏紀視点で在りし日を振り替える短編集。一歩引いた所で自分勝手に振舞ってただけなんて本人は思ってるけど間違いなく夏紀は優しい良い先輩でした。
優子、のぞみ、みぞれ、ベクトルは違えど我が強い3人に比べて一番バランス型の思考というか斜に構えているようで責任感と正義感があった夏紀がいたからまとまっていた部分もあったんだなと思います。コンクールが終わるまでは駆け抜けるような日々で浸るまもなくあっという間だったからこそ、部活が終わってから卒業するまでの優子達との日々で愛おしさが募り最後感情が決壊する夏紀の涙が胸を打ちました。ガールズバンドの発表会に向けての夏紀と優子の2人の時間、カラオケルームに籠ってギターの練習、夏紀の家に泊まりに来た優子とのなかよしかわ濃度100%の描写が最高でこの2人は大学生になっても離れることはないんだろうなと思いました、シリーズ完走!これで来週心置きなくドラマCDが聴ける。

魔女と猟犬1~2。表紙が100点満点の屍山血河ダークファンタジー。魔術師を擁する大国家アメリアの侵攻に脅かされる小国キャンバスフェロー。領主バドは災厄と呼ばれ忌み嫌われる魔女を集めることでアメリアに対抗せんと隣国レーヴェで処刑を待つ魔女テレサリサを手に入れるべく家臣とともに交渉に向かうが、ということで特異な能力を持つ魔術師達と鍛冶国家キャンパスフェローの変形機構を備えた武器を振るう騎士団の戦い、圧倒的な魔女の強さ、敵も味方も等しく血しぶき上げるバトルは凄惨ながらもめちゃくちゃ面白かったです。1巻では魔女裁判の裁判官としてやってきた3人の魔術師たちがビジュアル、能力ともに中二心わくわくなキャラ立ちで特にフェロカクタスちゃんの能力"悲観主義者の恋"、可愛らしい発生トリガーに反してとエグい能力で最高でしたね。
バドに仕える人を殺せない暗殺者黒犬と魔女テレサリサ、国も家族も悪辣なレーヴェの王弟による陰謀ですべてを失った2人。北の国に落ち延びた2人が雪の魔女を仲間にすべく訪ねた古城で雪の魔女ファンネル、アメリアの魔術師-九使徒のココルカと三つ巴の死闘を繰り広げる2巻では九使徒の召喚師ココルカが地獄から引っ張ってきた3匹の獣-猫、犬、ロバ、どれもが遊星からの物体X的な気持ち悪さでモブ以上に血肉を持って描かれた北国の戦士達が惨殺瞬殺されていくのはある種爽快感すらありました。こんな化け物があと8人も控えてるのか…。最高峰の魔術師九使徒が性格破綻者の集まりだったり、国教のルーシー教が教義で自殺OKだったりと色々規格外な大国アメリアに猟犬と魔女がどう戦うのか、復讐は果たせるのか、続刊が楽しみ。

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・映画 ブラック・ウィドウ
2019年のスパイダーマンから2年ぶりのMCU作品。延期で待ちかねてたので冒頭のロゴアニメで帰ってきたなぁと感慨深かったです。ナターシャの幼少期、偽装家族による生活はスパイの為の仮初のものでもその後に集った父母と姉妹のやり取りは確かな絆を感じられて家族の気の置けないやり取りが良かったです。自称キャプテンアメリカのライバル、レッド・ガーディアンことパパんのアレクセイは良いキャラしてましたね。スパイ時代はインテリ風に見えてたのに刑務所では熊みたいになってて別人かと思いました。いつものお楽しみ、エンドロール後のおまけではあの人にまた受難の予感が。

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コタン

19年12月15日開始