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音楽 G-funk Ron C / The C Theory

音楽
06 /20 2021
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・1994年
・Produced by Ron C, Michael Grayson, Johnny Z, Tyrone Samples

タバコを吸うようになるのは自発的というよりかは人から影響されて(親が吸ってたからとか先輩や友人から勧められてとか)という場合が多いと思うんですが、自分の場合の分水嶺は旅行中の夜に友人から「吸ってみるかい?」と勧められた時でライターとタバコを渡されてどれどれと使い慣れないライターで火をつけようとした所、タバコの先端ではなく親指の爪先をローストしかけて「ライターを置いて。OK、君はタバコと縁のない一生を過ごしてくれ」とすぐさま没収されそもそも人類原初の文明利器である”火”すらまともに扱えない人類orチンパンジーという非常に低レベルな境い目で挫折し結局タバコの煙を肺に入れるということはありませんでした。
その後バイト先で副流煙を吸い込んで気分が悪くなったりとどちらにしろ煙を受け付けない身体だと分かって健康面でも金銭面でも吸わないに越したことはないのでそれはそれで良いんですが、Gラップを聴いてるとビジュアル面でも曲の中でもそれはもう気持ちよさそうにGスタ達が煙を吐き出していて煙を吸う気持ち良さとはどんなものかという未知への興味が燻ぶっていたりします。(まあ彼らが吸ってるのはタバコよりもっとヤバいものですが…)

でこのダラスラップシーンのパイオニアであるRon Cの名門Profile Recordsからの3rdアルバム,The C Theory、このアルバムに収録されているTrack10/Chillin' In Dを聴いた時にこれが紫煙を体に取り込んで吐き出す快感なのかと感動した1曲。イントロのドラムからカットインするキンッキンに響く高音シンセと耳朶をくすぐるベース音のサンドイッチ、クリアな女性ボーカルで脳内のくもりを洗浄されるような快感でジャケのイメージも手伝って吸ってもいない白煙の香りが漂ってくるスモーカーの人が云うタバコを吸ってリフレッシュする気分はこれなのかと想像してみたり。音楽を聴いてると稀にある聴覚以外の感覚が刺激されるという経験は誰しもあると思いますが自分がはっきりと聴いていて"香り"を感じたのはこの1曲でそういう意味でも思い出深いですね。

Chillin' In D以外のトラックも秀逸というかRon Cのアルバムの中でも個人的には1番と言ってもいい良曲ぞろいでChillin' In D同様の高音シンセが気持ち良いTrack8/Freak (Big Baby)やWillie Hutchをサンプルした哀愁路線のTrack3/I Dont Really Wanna、レゲエ調のTrack4/Bring Ya Body Here、シンセとミニマルなギターリフがファンキーなTrack9/Green Ones、グルーヴィーメロウTrack11/Snithes等々、特にMichael Graysonと組んだ曲はどれも最高です。ドライブミュージックとしてもぴったりで今後も愛聴していくことになるであろう1枚。



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