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読了 4/12~4/19

読了
04 /19 2021
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・シャドーハウス5~7
・魔弾の王と凍漣の雪姫7
・魔弾の王と聖泉の双紋剣1
・ライトノベルクロニクル

ライトノベルクロニクル。2010年代からアニメ化された出版部数の多い作品を各年ごとにピックアップし現象(流行商品・時事風俗)としてライトノベルの変遷を考える1冊。G-funkが好きでDr. Dreや2Pacを聴かない人はいないし、SFが好きでディプトリ―やフィリップ・K・ディックを読んだことがないという人もいない、そんなジャンルごとに誰もが触れているであろう古典がライトノベルには存在しない、ライトノベルには今しかないというのは言い得て妙だなと思いました。流行(戦記、魔王、なろう系の異世界転生、ラブコメ)の模倣に作家の趣向が足され作品が生まれ続ける「模倣」と「趣向」の群体運動、ヒット作品を中心に概括的に振り返るからこそ見えてくるものがあって、その中でもフォロワーや類似作品がなかった点でやはり孤高な存在感を放つ「人類は衰退しました」とか俺妹の実妹エンドによる炎上とその後のハーレムエンド(複数ヒロインと結ばれる結末)作品を挙げて「現実世界では不倫した著名人が炎上する一方で、ラノベでは炎上回避のためにハーレムが選ばれたのが10年代」というのは笑っちゃいましたが確かにその通りですね。読者の高年齢化によってドーパミン・アドレナリン系から性的要素が薄れていくオキシントン系の作品の流行等、これからの変化も考えたくなる楽しい1冊でした。

魔弾の王と凍漣の雪姫7。バシュラル王子を擁し王都を掌握したガヌロンに対して、敗走した遊撃隊を立て直し再起を図るティグル達。ガヌロンと対立するテナルディエ公、王都から脱したレグナス王子とナヴァール騎士団、野望を秘めつつガヌロンの元で雌伏するタラード、ブリューヌ国内だけでも複数の勢力が睨みあう緊迫した情勢で各勢力がそれぞれの思惑をもって動き出す中、遊撃隊のトップとして懸命に戦うリュディエーヌ達の反撃戦が今巻のハイライト。政局面でも戦闘面でも読みごたえがあり面白かった、そして年始にシリーズを読み始めてからようやく最新刊に追いつくことが出来て満足、今週ちょうど新刊が出るし今度は積まないようにしないと。特典のオーディオドラマ、陰謀・醜聞大好きなティナ姉さまのせいでミリッツァがひどい目にあう話。「巨乳の持ち腐れ」、「耳年増の行き遅れ戦姫」とか結婚してマウント取りまくってるヴァレンティナのソフィーに対する評がキッつい、これ仲悪いってレベルじゃないですよね笑。これは温厚なソフィーでも聴いたらブチギレるだろうなぁ。流石前作ではスニーキングして本気で殺そうとしただけはあります。
魔弾の王と聖泉の双紋剣1。アーサー王伝説を下敷きにエレンの副官だったリムとティグルがもしもっと早く出会っていたらというパラレルワールドを描く外伝。竜を率いる蘇った王と騎士たち、一族を殺されただ一人逃げ延びた王女ギネヴィアに協力して竜具ではなく妖精の加護を受けた武器を手に戦う今作はよりファンタジー要素が強くてこれはこれで面白い。タイトルが双紋剣ということで本編での活躍も目覚しかった双剣使いのサーシャが意外な形で登場したりとシリーズ読者的にも楽しみな展開でこれも一気読みしたい。

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コタン

19年12月15日開始