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他 映画大好きポンポさん・Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット

06 /06 2021
せっかくの休日なので映画2本はしご。
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映画大好きポンポさん。原作既読、原作の良さを十二分に引き出した個人的には早くも2021年ベスト級になった快作!映画の製作はクランクアップしたらおしまい、ではなくこの作品ではむしろそこからが本番。何十時間もの膨大な撮影フィルムをカットしてつなぎ合わせる編集作業こそがまさに映画製作の胆、どんなにいいシーンでも思い入れがある場面でも全部を1本の作品に詰め込むことは不可能なわけで後戻りができない人生の選択を繰り返すように取捨選択を繰り返して自身を映画の世界に沈めて作品を切り出していく後半部分はモノづくりの情熱と業が迸る熱い展開で目が離せなかったです。この画を撮る為に映画を作っているんだ!という監督の電流が走るような衝撃が説得力を持って迫ってくる1カット1カットの美しさ、ユニークな場面の繋ぎ、アニメーション映画としても非常に高クオリティで登場人物みんながプロ意識を持って前向きにモノづくりに取り組んでいるのも気持良い。題材的にも映画館で見てこそな作品なので特典目当てにもう1回は行きたいです。
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Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット。前編はゲームをやってる前提で60点、まぁ原作に忠実な映像化でこんなもんだよねという感じで後編は半ば義務感から観に行きましたが参りました、ゲームのシナリオを昇華した素晴らしい脚本とHFとはまた別路線の超級バトルシーンのオンパレードで100点満点の凄い映画に化けてました。カルデアが解決すべき特異点の一つ話ではなく、ベディヴィエールの贖罪の旅路と騎士たちの忠誠にフォーカスして円卓の物語として一つの作品に仕上げていて重苦しくも片時も目が離せない騎士たちの戦いにゲーム本編以上に没入して見入っていました。この映画を観た誰もが抱くであろうゲームでは描写が無かったアグラヴェイン対ランスロット戦の凄まじさは映像化されたサーヴァント戦の中でもトップクラス、もはや人間の姿をとどめないアグラヴェインの異形ながらも幻想的で美しささえ感じるバトルシーンは必見。王に仕えるのではなく王に理想の国を捧げるという他の騎士とはまた違うアグラヴェインの騎士道と覚悟の末もしっかりと描かれておりベディヴィエールと並んで良い役どころでしたね。他にもピラミッドの大質量攻撃の時のオジマンの大口上と絢爛な演出に痺れたり、呪腕・静謐対トリスタン戦でゲームでは憎み殺しあうだけだった呪腕とトリスタンの戦いの果てに見せる磨き上げてきた相手の”ワザ”への敬意とか、オリジナル展開のモードレット対三蔵戦での憤怒を包み込む三蔵の宝具の美しさとかとにかく見所満載で第六特異点をプレイした人は後編だけでも絶対に劇場で見に行く価値があると言える素晴らしい作品でした。

他 / 神奈川県立近代美術館葉山館

05 /31 2021
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夏以降の予定が詰まっていてシルバーウィークの消滅が今から確定しているので早めに有休消化。色々行きたいところはあるけどこのご時世なので大移動は控えて美術館に行って後はホテルで読書しよう、ということで葉山美術館に行ってきました。前にも来たことがあるけどそもそも行こうと思ったきっかけが展示物ではなく吉村弘氏が作曲した開館時に流れるBGM、Hayama Sound Logoを聴くためで陽の光が差す館内でミニマルな音のロゴを聴くというのもある意味ライブ的な体験、2回目ながらもやはり気持ち良かったです。

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今回の展覧会は立体物が多めで美術教養の無い自分も純粋に楽しめましたがなかでも1964年の東京オリンピックの時に作られた向井良吉"勝利者の椅子"、座面の上に突起が敷かれて椅子としての機能が無い当時の熱狂を批判するかのような造形が強行開催に突き進む2021年の今見るとまた皮肉に感じてしまいますね。他にも木のうねりがダイナミックな最上壽之"トントンビョウシノアシビョウシ"等々質量に圧倒される造形物が多くてもう一度行きたいなと思えるくらい面白かったです。
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でそしたらなんと吉村弘のToy Pianoが6月28日から展示されるということでまた行くことに決定。

美術館のあとはホテルで読書したりコーヒー飲みながらバルコニーで海を眺めてぼーっとしてたり。
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・三体
・海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと
・友達いらない同盟、暇人同盟

海辺の病院で彼女と話した幾つかのことは再読、同盟シリーズは再々々々々々読位(最低年に1回は読み返してる)になるけどこういう時くらいは未読本じゃなくて好きな本を読んでもいいよねということで。海辺の病院~はサナトリウム文学にして異能バトルにして復讐譚でもある謎の生物の襲来と奇病の蔓延で全てを失う代わりに力を得た少年達の戦いを描いた作品。主人公が何箱の解熱剤を嚙み砕いても冷めることのない復讐という夢に向かってひたすら突き進む熱情や川辺で同級生の体を拭う所の官能的な描写とか、触れると崩れそうなひりついた雰囲気も合いまって読後の"喪失感"込みで楽しめました。波音をバックに読書するには我ながら最高のチョイスでしたね。三体は1巻だけ買ってたけど3部作完結してからと思いようやく読み始め。始皇帝の人間コンピューターの所まで読んだけどだんだん面白くなってきた感じ。同盟シリーズは好きすぎて冷静に言語化できない、というか三体を途中まで読んで後は海岸を散歩したりだらだらしてたりで結局読まず仕舞い。まあのんびりする為に行ったし今年の後半で読み返せばいいか(謎のノルマ)ということで帰宅。いいリフレッシュになりました。次行くときは閉館BGM聴きたいなぁ。

ゲーム / 花と太陽と雨と Flower, Sun, and Rain

05 /03 2021
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・2001年
・Developed by GRASSHOPPER MANUFACTURE


           旅は果てなく続き
            獲物は魂を狩り
             狩人は真実を狩る
              時に探すだけの鎮魂歌
                真実は一つ
                 仕事だ、キャサリン


GWは海外旅行に行ってましたなんて言ったら間違いなくヒンシュクを買うご時勢だけどそこはポリゴンの世界なのでご容赦ください。マイクロネシア連邦に浮かぶロスパス島(Lost Past/過去を失った島)、楽園ともいわれる南国の島で癒しを求めて休暇の日々を過ごす。はずだったんですが、理解を超えた出来事の連続で精神を洗濯機にかけられた後のような気分で帰りの飛行機内でエンドロールを眺めてます。

このゲームの主人公はモンド・スミオ、探し屋を生業とする常夏の島でも一貫して黒スーツの男。ロスパス島のホテル支配人エド・マカリスターからテロリストが仕掛けた島の爆弾を探して欲しいとの依頼を受けてスーツケース型の万能電算解除機「キャサリン」と共にエドのホテル"フラワー・サン・アンド・レイン"に向かうも待ち構えていたのは奇人変人ばかりな宿泊客と彼らが持ち込む難題で肝心の爆弾探しははかどらずというのが大まかな流れ。

探し屋というからにはもちろん何かを探さないといけないわけで、これが探偵なら犯人を見つけて解決で済むけど探し屋が探さなければいけないのは”謎”というあいまいなもので探し方もかなり独特。「キャサリン」に搭載されている何種類ものプラグをぶっ差して数字を打ち込むというもので、パソコンやスピーカー等まあ分かるといったものから攻殻よろしく人間にも直接ぶっ差したりとなんでもあり。

ホテルでは宿泊客/サッカー狂のシステム工学者、仕事からエスケープしてきた酔っぱらいの女や階段でスクワットしている迷惑なプロレスラーが道をふさぐように難題を吹っかけてきてカフカの城のごとくホテルの中を走り回らされモーニングにはありつけず、1日の終わりには必ず上空で飛行機が爆発しピンクのワニを追いかける美少女の夢を見て終わるという白昼夢のような毎日が続きます。ようやくホテルから出られたと思ったらメタメタしいセリフで世界観を破壊し始める悪魔のような親子や麦畑でコスプレするおっさん等ホテル客に劣らない変人たちとの会話で脳がシェイクされ、開示される謎の量と投下される謎の量が4:6くらいだったのがゲーム終盤では1:9くらいになり帰りの飛行機では島の存在そのものを疑いながら茫然自失になるというある意味では得難い経験が出来ました。

あまりにも人を選びすぎるストーリーとゲームシステムはともかく登場人物たちの尖りまくったセリフ(旅は果てなく続き~で始まるキャサリン起動時の決めセリフの無意味なカッコ良さ!/プロレスラーとの出会いでこのセリフも変化)や極上のヒーリングミュージック、ゲームの粗を覆いつくすような独特のハイセンスなデザインと唯一無二の世界観で十二分に楽しめました。

このゲーム元々はPS2が初出で自分が初めて触れたのがDS移植版で当時は途中でリタイアしたもののクラシックをアレンジした南国リゾート風のサントラは凄く気に入って、今でも朝のアラームに使用しているゲーム内で主人公がエドからのモーニングコールで起こされるTrack10/Morningは再生回数が人生の中でも確実にトップ10になりそうなくらい(まあ毎朝必ず聴くので当たり前ですが)聴き込んでいて、サントラをこんなに聴いてるのにゲームをクリアしてないのはどうなのということで海外旅行の旅費代わりにメルカリでPS2、ソフト、メモリーカードを買ってamazonで3色端子のHDMIコンバーターを揃えて旅行に行ってきたという次第です。

多分まとまった休みがないとこんな昔のゲームにとりかかろうなんて思えなかったしGWの過ごし方としてはとしては上々だったかなと思います。




4/3 久しぶりの休日

04 /03 2021
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無事でもなく割と満身創痍だけどなんとか12連勤を乗り越えようやく待ちに待ったお休み。というわけで初週に見るつもりだったガルパン第3章を観にグランドシネマサンシャインへ。今回は突撃バカから一転、撤退することを覚え強敵となった知波単学園と密林でのゲリラ戦。深夜の密林で敵味方が入り乱れる戦闘は流石の面白さで今回も大満足。黒森峰女学園VSプラウダ高校、継続高校VSサンダース大学付属、他校同士の試合も尺短めながら試合運びや結果も予想外でネタバレ踏まずに見れて良かった。アンツィオ高校VS聖グロリアーナ女学院だけはいつものアンツィオクオリティで安心して見れました笑、カラフルな街並みで動く豆戦車が可愛ゆし。
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昼は12Fのパノラマバー。ここ、特別料金のIMAXシアターに来る人以外はほぼやってこないので休日でも人が少ないうえにセルフ方式で割と長居もできる穴場。池袋の街を見ながらゆっくり食事してまっとり音楽聴いて読書もできるお気に入りスポット。
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帰りはコロナでしばらく行けなかったIKENOYA Coffeeで飲み比べセット。コーヒーは苦い派だったけど、初めてここで飲んだイルガチェフェで酸味の強いコーヒーの魅力を知りすっかり虜に。生活圏から離れてるからあんまり行けないけどやはり久しぶりに飲んだら口の中に広がる甘みと香りでコーヒーで”酔える"素晴らしい味でした。ダメもとで店主さんに豆の通販やらないんですか?と聞いたらなんと準備中だそうで通販始まったら絶対買おうと嬉しい情報を胸に帰宅。満足、回復しました!

映画 久しぶりの映画館

06 /20 2020
今日は久しぶりの映画館。最後に映画館に行ったのは3月のSHIROBAKO以来なので三か月ぶり。自粛要請も解除されて後ろめたさなく観に行ける喜びもあり休憩挟みつつ3本見てきました。

今日行った川崎チネチッタはライブ音響を手掛けるプロデュースチームが手掛けたシネマサウンドシステム"LIVE ZOUND"が売りで、音の良さは今まで行った映画館の中でも最高クラス。交通費で映画1本見れるくらい遠くにある映画館ですが、良い環境で見たい映画はここか立川シネマシティでと自分の中で決めています。
立川シネマシティの爆音上映も好きですが、それとはひと味異なる音の一粒一粒が広音域に広がる繊細な響きは唯一無二の魅力で今日は久々に映画館で映画を見るという幸せを味わえました。

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1本目 デッド・ドント・ダイ
墓の地面を突き破って登場しのろのろと歩く古式ゆかしい伝統的なゾンビがみれてとりあえず満足。全力疾走してガチでこっちを殺しに来るゾンビはもう勘弁してほしい。日本刀を振り回してゾンビをなます切りにするティルダ・スウィントンが見れただけで十二分に元が取れました。笑いをこらえるのが大変だったスマホゾンビ等、文明批判の要素もユーモアが効いていたし敢えて狙ったかのようなC級演出もこれぞゾンビ映画という感じで楽しかったです。

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2本目 リズと青い鳥
映画館で見るのは16回目。みぞれのオーボエが一番綺麗に響くのはやっぱりここだなと改めて実感しました。

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3本目 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~
4回目。目の前に演者がいるかのような9分弱にわたるコンクール演奏の臨場感が凄くて演奏後のお辞儀の所で拍手したくなるのをこらえるのが大変でした。リズと青い鳥を観た後だと余計にオーボエとフルートの掛け合いが胸に響きます。
音楽はもちろん音響面も素晴らしく体育館裏シーンの雨音に包み込まれるかのような立体的な響きは没入感が凄かったです。

コタン

19年12月15日開始