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他 整理 息抜き 20210724

07 /24 2021
平成に生まれて良かったなと思うことはアルコール・リテラシーが社会に浸透した状態で20歳を迎えられたことで、大学のサークルでも最初の会社でもアルコールを無理強いされることはなく、そして今の会社ではコロナで飲み会そのものが消滅した為、居酒屋さんの苦境には心を痛めつつも飲めない人間にとっては住みよい社会になったなぁと思う昨今。
アルコールを強いられなくても飲み会が苦痛だったことには変わりなく、烏龍茶を飲みながらニコニコと魔法のさしすせそ「流石です!、知らなかったです!、凄いです!、全然知らなかったです!(2回目)、そうなんですね!」を唱える時間のなんと空疎な事か。(乏しい経験からセンス良いですね!は皮肉とも取られかねない危険ワードであることが分かり封印)。自身はコップ半分のビールで真っ赤になるくらい弱い体質なので家で飲むこともなくアルコールとは無縁な生活でしたが、連休3日目夜の今、恐らく数年ぶりのアルコールによる酩酊状態でゆらゆらしてます。
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ローソンで艦これコラボの由良のみかんサワーが1本だけ残っていて今までのコラボでもお酒類はスルーしていましたが、由良の初夏の装いに当てられて気付いたらコラボクリアファイルと一緒にカゴに入れてしまった次第。由良は艦これを始めて3日目くらいの補給のセリフ「そうそう、火力を強化してね。ねっ!」の連撃セリフで打ち抜かれて以来、せっせと演習に参加させて最初に設計図を使って改二、そしてケッコンした思い入れのある娘。先制雷撃可、水戦積んで制空も取れるという初期の頃はもちろん今でも弊鎮守府を支えるなくてはならない存在でこれからも頼りにしてます。3分の1飲み終えた所ですでに心臓の鼓動が早くなってますが由良を秘書艦に初夏ボイスを聴きながら自分のペースでゆっくり飲む分にはたまのお酒も悪くないですね。


3~4年のスパンで家の物をどんどん減らしていきたいと目標を立てているものの、平日はそれどころじゃなく整理が進んでいなかったので連休中に着手することに。昨日は車で古い寝具やら小型家電やらを収集場に持っていき、今日は90年代~2000年代のヒップホップCD(レア盤ではなくクラシックな定盤でしかもCDなので売値は期待薄)を車に積んで北浦和のディスクユニオンに持ち込み。レコードは別としてCD媒体ではお気に入りのG-funk作品を手元に残して置ければいいかなということで音楽棚のスリム化を進めていく予定。今はもっぱらG-funkとアンビエントばかり聴くようになりましたが、中学生の時、背伸びをしつつ最初に能動的に聴こうと思って買ったのはATCQとかGuruのJazzmatazzとかその辺だったので車に積み込みながらジャケを眺めて懐かしい気分になりましたね。

最初の予定では北浦和のユニオンに持ち込んで、査定の間は埼玉近現代美術館に寄って時間を潰そうと考えていたものの査定に1週間位かかると言われて(物量的に当たり前だった)振り込み対応にしてもらってそのまま美術館に。
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Beuys+Palermo展。ドイツ人の芸術家、教育者のヨーゼフ・ボイスとその弟子パレルモの作品展でドローイングや彫刻、布絵画、金属絵画、映像等様々な作品をテーマごとに見ることができて楽しかったです。ボイスは第二次大戦に参加していて戦争中重傷を負った際に現地のタタール人に治療を受けてその時に使われたのが脂肪とフェルトで、ボイスの作品でも脂肪やフェルトが使われている作品を多く観れましたがとりわけフェルトを使った作品は現物で見ると灰色のもこっとした質感が味わい深くて「フェルトスーツ」や「フェルトの名刺」、「Ja Ja Ja Ja, Ne Ne Ne Ne」(オーディオテープを四角いフェルトで囲った作品)は見ていて楽しかったです。パレルモの作品は布絵画の鮮やかな緑と青が印象的だった「無題」(布絵画:緑/青)やアルミニウムに載った色彩が流れるように目に映る「無題」(アクリル、アルミニウム)が色の質感が立体的に迫ってくる感じでこちらも暫く見惚れてしまいました。最後の展示コーナー「エピローグ 声と息」で不審なおじさんの鼻歌がずっと会場の外から反響して聴こえてきて外に不審者がいるのかと思い恐る恐る会場を出たらなんとプレーヤーが置いてあり「Ja Ja Ja Ja,Nee Nee Nee Nee」という作品だったと判明。不審者と勘違いして申し訳なかった。

ちゃんとブックレットを読み込んで理解した上でもう一度見に行けたらいいな。そもそも美術の知識が全くないので中高生向けの簡単な美術の教科書でも買って通史と最低限の基礎知識位は入れておきたいなぁ。少なくとも会社の勉強よりかはモチベーションが上がるはずだし。

他 息抜き 20210722

07 /22 2021
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「映画大好きポンポさん」のコラボ上映、こういう機会でもないと昔の映画なんて中々観ようと思わないので足を運んでみましたがこれは映画館で見ることが出来て良かった作品でした。スクリーンに広がるニューヨークの煌びやかで猥雑なネオン街、体を心地よく揺らす低音と艶やかなサックスの音色、昼食後だったこともあり前半部分は半分うとうとしながらも心地よく鑑賞。後半は鬱屈した感情を溜め込みながら計画の為に武器を買い準備を進めるトラヴィスの狂気と稚気が印象的で何かをやりたいけどその何かが分からず社会に怒りを燃やすトラヴィスにはジーン君も大いに共感するところがあったんだろうなと思いました。

その後はオリオン書房ノルテ店で京都アニメーションのミニ原画展があったので寄り道。撮影アップも可とのことだったので目に焼き付けた後にせっかくなので記念撮影。
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7話、水面に浮かぶ木の葉の上に立つ一瞬の美しさが今でも胸を打つヴァイオレットのカット。
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後ろ髪の美しさに見惚れてしまう。
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OPだと一瞬で流れるけど、まじまじ見つめていると目が離せなくなるトールツリー。

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・読了 主人公にはなれない僕らの妥協から始める恋人生活
親友の幼馴染に叶わない恋を募らせる妥協主義の主人公朝井秀侑、図書委員の同輩で友達を作らない孤高主義の楠木乃菜、2人の妥協と利害関係から始まる恋人生活。恋人になったものの何をやっていいのか分からずお互い相手がメッセージを送るのを待ってて1週間経ったかと思えば、いざラインでやり取りを始めると明け方3時まで延々とメッセージを送りあったりと手探り恋人生活の描写は甘々で良き哉。実際にラインの画面を行間に挿入してやり取りを見せてくれるラノベらしい構成も面白くてページを繰る速度が漫画並みになって生のやり取りを見てるかのようなライブ感が出て良かったです。デートに謎のプリントTシャツを着てくるファッションセンス、極度の勉強嫌いといったアクの強さと可愛さが同居したヒロインの乃菜も魅力的でその特徴もキャラ付けではなく何でそうなったのかが描かれていてめんどくさい部分も含めて凄く好きになりました。妥協というと悪いイメージがあるけど諦める為ではなく折り合いをつけて幸せになる為の手段として主人公が堂々と妥協してヒロインに臨む終盤は彼の矜持が感じられて良かったです。作者あとがきによると続刊がでるかは五分五分らしく続きが出る程度には売れてほしいな。

他 息抜き 20210717

07 /17 2021
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・東京都美術館「イサム・ノグチ 発見の道」
先週行った神奈川県立近代美術館の正面広場にあるイサム・ノグチの「こけし」、柔らかい表情の愛嬌ある男女ペアの像が目に残っていてまたその時の展覧会"空間の中のフォルム"展で同氏の「広島原爆慰霊碑のためのマケット」を見ていたこともあり今週は折しも丁度よく開催されていた東京都美術館の「イサム・ノグチ 発見の道」展に行くことに。
今回はサカナクションの山口一郎がイサム・ノグチをイメージしたセレクト音源を聴きながら鑑賞するというサウンドツアーが面白そうだったのでゲートで再生機をレンタルして鑑賞しましたがこれが意外な形で凄く役に立ちました。というのも展示物が彫刻・インスタレーションが中心で半数以上の作品が撮影可能だったこともありみんながみんなスマホのカメラで写真を撮りまくる笑、常に誰かしらのシャッター音がパシャパシャと響いていたので合法的にイヤホンの音楽で雑音をシャットアウトできて快適に鑑賞できました。
プロが考えてセレクトしただけあり例えば"1章彫刻の宇宙"でテンやハネといった書道の躍動感が立体的に迫ってくる「書の流れ」を尺八の音色を聴きながら眺めたり、インスタレーション「あかり」の所で150の提灯による温かい光に包まれながら聴くオーケストラで光と音両方で気持ち良くなったりと鑑賞を邪魔するのではなく想像力を後押しして、より楽しく観れるようにしてれる良い企画でした。展示室の繋ぎでは彫刻に使われる岩石の紹介があって「こけし」が万成岩を使ってるとか色々面白いコラムが実物の岩石と一緒に展示されていてこちらも面白かったです。
メモ
"1章彫刻の宇宙"気に入った作品/書の流れ、通霊の石、黒い太陽、ヴォイド、下方へ引く力、発見の道
"2章かろみの世界"気に入った作品/プレイスカルプチュア、リス、2=1、雨の山(鋼板についた模様が雨に濡れる山肌みたい)、チャイニーズ・スリーヴ(ステンレスの板が優美な中国服に見える!)、ジャコメッティの影(先週神奈川で見たアルベルト・ジャコメッティの裸婦小立像を思い出す、研ぎ澄まされた細いフォルム)、びっくり箱、座禅
"3章石の庭"気に入った作品/カエリ、ねじれた柱、フロアーロック、無題-1986年no.92、無題-1986年no.89(見た瞬間メロンパン…と思って眺めていたら後ろから来た人たちもこれメロンパンだと言ってて面白かった)

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・映画 龍とそばかすの姫
キーになる人物を見つける過程が雑だったり結局「U」の世界がサマーウォーズの頃とあまり変わってなくて何なのかイマイチ伝わらなかったり(twitter+ラインをMMOでやる感じ?)、枝葉の部分は気になるもののヒロインの歌唱力の高さと豪華な演出でミュージカル、ライブシーンは流石のクオリティでした。親子連れ家族、カップルで観るには重めな題材だったのか上映後は微妙な雰囲気でしたが痛みを伴う少女の成長がしっかりと描かれていて「U」の世界と現実世界、それぞれのクライマックスで描かれる捨て身の歌唱だったり相手を見つめる瞳の強さだったり良いシーンもたくさんあって個人的には満足。ヒロインの親友兼毒舌プロデューサー、ヒロちゃんがドライなようでいて乙女な部分もあったりで可愛かった。

他 映画大好きポンポさん・Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット

06 /06 2021
せっかくの休日なので映画2本はしご。
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映画大好きポンポさん。原作既読、原作の良さを十二分に引き出した個人的には早くも2021年ベスト級になった快作!映画の製作はクランクアップしたらおしまい、ではなくこの作品ではむしろそこからが本番。何十時間もの膨大な撮影フィルムをカットしてつなぎ合わせる編集作業こそがまさに映画製作の胆、どんなにいいシーンでも思い入れがある場面でも全部を1本の作品に詰め込むことは不可能なわけで後戻りができない人生の選択を繰り返すように取捨選択を繰り返して自身を映画の世界に沈めて作品を切り出していく後半部分はモノづくりの情熱と業が迸る熱い展開で目が離せなかったです。この画を撮る為に映画を作っているんだ!という監督の電流が走るような衝撃が説得力を持って迫ってくる1カット1カットの美しさ、ユニークな場面の繋ぎ、アニメーション映画としても非常に高クオリティで登場人物みんながプロ意識を持って前向きにモノづくりに取り組んでいるのも気持良い。題材的にも映画館で見てこそな作品なので特典目当てにもう1回は行きたいです。
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Fate/Grand Order 神聖円卓領域キャメロット。前編はゲームをやってる前提で60点、まぁ原作に忠実な映像化でこんなもんだよねという感じで後編は半ば義務感から観に行きましたが参りました、ゲームのシナリオを昇華した素晴らしい脚本とHFとはまた別路線の超級バトルシーンのオンパレードで100点満点の凄い映画に化けてました。カルデアが解決すべき特異点の一つ話ではなく、ベディヴィエールの贖罪の旅路と騎士たちの忠誠にフォーカスして円卓の物語として一つの作品に仕上げていて重苦しくも片時も目が離せない騎士たちの戦いにゲーム本編以上に没入して見入っていました。この映画を観た誰もが抱くであろうゲームでは描写が無かったアグラヴェイン対ランスロット戦の凄まじさは映像化されたサーヴァント戦の中でもトップクラス、もはや人間の姿をとどめないアグラヴェインの異形ながらも幻想的で美しささえ感じるバトルシーンは必見。王に仕えるのではなく王に理想の国を捧げるという他の騎士とはまた違うアグラヴェインの騎士道と覚悟の末もしっかりと描かれておりベディヴィエールと並んで良い役どころでしたね。他にもピラミッドの大質量攻撃の時のオジマンの大口上と絢爛な演出に痺れたり、呪腕・静謐対トリスタン戦でゲームでは憎み殺しあうだけだった呪腕とトリスタンの戦いの果てに見せる磨き上げてきた相手の”ワザ”への敬意とか、オリジナル展開のモードレット対三蔵戦での憤怒を包み込む三蔵の宝具の美しさとかとにかく見所満載で第六特異点をプレイした人は後編だけでも絶対に劇場で見に行く価値があると言える素晴らしい作品でした。

他 / 神奈川県立近代美術館葉山館

05 /31 2021
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夏以降の予定が詰まっていてシルバーウィークの消滅が今から確定しているので早めに有休消化。色々行きたいところはあるけどこのご時世なので大移動は控えて美術館に行って後はホテルで読書しよう、ということで葉山美術館に行ってきました。前にも来たことがあるけどそもそも行こうと思ったきっかけが展示物ではなく吉村弘氏が作曲した開館時に流れるBGM、Hayama Sound Logoを聴くためで陽の光が差す館内でミニマルな音のロゴを聴くというのもある意味ライブ的な体験、2回目ながらもやはり気持ち良かったです。

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今回の展覧会は立体物が多めで美術教養の無い自分も純粋に楽しめましたがなかでも1964年の東京オリンピックの時に作られた向井良吉"勝利者の椅子"、座面の上に突起が敷かれて椅子としての機能が無い当時の熱狂を批判するかのような造形が強行開催に突き進む2021年の今見るとまた皮肉に感じてしまいますね。他にも木のうねりがダイナミックな最上壽之"トントンビョウシノアシビョウシ"等々質量に圧倒される造形物が多くてもう一度行きたいなと思えるくらい面白かったです。
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でそしたらなんと吉村弘のToy Pianoが6月28日から展示されるということでまた行くことに決定。

美術館のあとはホテルで読書したりコーヒー飲みながらバルコニーで海を眺めてぼーっとしてたり。
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・三体
・海辺の病院で彼女と話した幾つかのこと
・友達いらない同盟、暇人同盟

海辺の病院で彼女と話した幾つかのことは再読、同盟シリーズは再々々々々々読位(最低年に1回は読み返してる)になるけどこういう時くらいは未読本じゃなくて好きな本を読んでもいいよねということで。海辺の病院~はサナトリウム文学にして異能バトルにして復讐譚でもある謎の生物の襲来と奇病の蔓延で全てを失う代わりに力を得た少年達の戦いを描いた作品。主人公が何箱の解熱剤を嚙み砕いても冷めることのない復讐という夢に向かってひたすら突き進む熱情や川辺で同級生の体を拭う所の官能的な描写とか、触れると崩れそうなひりついた雰囲気も合いまって読後の"喪失感"込みで楽しめました。波音をバックに読書するには我ながら最高のチョイスでしたね。三体は1巻だけ買ってたけど3部作完結してからと思いようやく読み始め。始皇帝の人間コンピューターの所まで読んだけどだんだん面白くなってきた感じ。同盟シリーズは好きすぎて冷静に言語化できない、というか三体を途中まで読んで後は海岸を散歩したりだらだらしてたりで結局読まず仕舞い。まあのんびりする為に行ったし今年の後半で読み返せばいいか(謎のノルマ)ということで帰宅。いいリフレッシュになりました。次行くときは閉館BGM聴きたいなぁ。

コタン

19年12月15日開始