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音楽 G-funk Big Bear / Doin Thangs

音楽
05 /01 2021
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・1998年
・Produced by The Deep Fried Camp, Swift, Crazy C, Tone Capone, Craig B, O'Dell, KLC

朝はパン派でトーストにはハチミツをかけて食べてます、良いですよねハチミツ。甘いけど油分は無いし日持ちもして冷蔵庫要らず。オマハ、ネブラスカのラッパーBig Bearの1stアルバムはクマさんも大喜びのロゴにたっぷりハチミツのかかったスイートなメロウが光るオールコーストなG funkが並ぶ1枚です。

一度見たら忘れられない御大Pen & Pixelが手掛けたボーリンなクマが並ぶジャケは彼らの代表作の一つ。先日公開されたfnmnlのメールインタビューではこのジャケの制作秘話が披露されてましたが、熊の手はロサンゼルスのスタジオからレンタルして空輸で持ってきたり、机の上の食べ物は全て本物とCG素材の切り貼りに留まらない物凄い労力をかけて作られているということを知り驚きました。ジャケに溢れかえった一つ一つの小物が存在感を放つ素晴らしいジャケです。熊のボディモデルがBig Bearというのも良い話でアーティストのアイデンティティがユーモラスに表現されているからこそいつ見ても惹きつけられるカバーになったのかなと思います。

ジャケの話に終始してしまいがちな1枚ですが、内容の方も好メロウが多数入った好盤でDeep Fried Campを中心にSwift、Beats By The PoundのメンバーやベイのTone Caponeが手掛けたジャケに負けない1枚になっています。Pimp C好きにはドンピシャのDeep Fried Camp作の哀愁ギターが耳を撫でる南部メロウTrack4/Heaven or Hell、同路線のTrack9/Player Hatas、Suga T客演のベイメロウTrack14/No Hope、Swift作のバウンシーなビートが気持ち良いTrack15/Chop It Upがお気に入り。

fnmnlのメールインタビューは面白い裏話満載でしたが中でもMaster PのNo limit Recordsを出奔したTre 8の新作ジャケでアイスクリームバン(P社長の大ヒット曲Ice Cream Manにちなんで)を爆破したらP社長がブチギレて会社に乗り込んできたけどPen & Pixelのスタジオと仕事ぶりを見てそのまま優良顧客になったっていう話がなんのドラマだよ!って言いたくなるくらいカッコ良いです笑、Pen & Pixelの半生を映画化したらもうそれがそのままG funkの歴史ドキュメンタリーになりそうですね。


音楽 Hirotaka Shirotsubaki / Hyogo

音楽
04 /29 2021
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・2020年
オハイオ州クリーブランドのアンビエントレーベルStereoscenic Recordsから神戸在住のアンビエント作家Hirotaka Shirotsubaki氏の作品。プラレスのエコパッケージはポーランドのクラクフ-ポフスタンツフからと作品が世界を巡って手元に届いたようで面はゆいですね。アメリカから来るものだと思っていたのでいきなりポーランドから荷物が来て何かと思いました笑

アルバムタイトルHyogo-兵庫の通り、氏が過ごしてきた兵庫県神戸市の街並みを柔らかいアンビエントと穏やかなギターの音像で描くサウンドスケープ。Daikai-大開、Tsukamoto-塚本、Otabi-御旅~7つのトラックには神戸の地名が宛てられていて、グーグルマップで海沿いの街を見ながら行ったことのない場所について音像と共に思いを巡らせるというのも中々楽しかったり。Otabi-御旅/場所ひとつとっても御旅公園のザ・普通の公園ですといわんばかりの普通な雰囲気いいなとか近くの向井甘納豆ではどんな物が売ってるのかとかつまらないことを考えながら過ごす休日夜でした。

去年リリースした作品slowdance​,​lowtideのレコード制作キャンペーンがあったので微力ながら支援、こちらも穏やかな海沿いの心象風景が心地よい作品。

音楽 Elaté / Elaté

音楽
04 /24 2021
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・1996年
・Produced by Leloy "Precise" Edwards, Colin England, Daniel Jackson

Carde, Shipe, Blo, Mikのルイジアナ出身4人組によるボーカルグループElatéのデビュー作。裏ジャケにはおデブ君のロゴマークがある通り、G funkレーベルのBig Boy Records配給でPreciseがバックアップしているGリスナーも見逃せない作品です。鬼才PreciseがまさかのR&Bを手掛けるということで期待値高めで聴いてみたらクールなヒップホップソウルTrack1/Get upやサザンファンク調のTrack5/My Room、哀溢れるしっとりしたバラードTrack8/Quiet Is Keptまでスイートな4人の歌声にマッチした良い曲を持ってきていてバウンスからタイトなサザンファンク、R&Bまでこの人の振り幅の広さには驚かされました。
Big Boyからのリリースと言うことでレーベルメイトのFinedが口火を切るグルーヴィーなTrack3/What's Wrongや意外なところではMotownから出したNJSアルバムがお気になColin Englandがプロデュースで参加してるのも嬉しかったり。アカペラでもがっつり聴かせる芯の通った歌声とクールなトラックで魅了するインディーソウル良盤です。




音楽 G-funk Rated X / X Marks the Spot

音楽
04 /18 2021
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・1997年
・Produced by Ice Mike, DJ Lil Daddy

Big Boy Recordsのラッパー達を中心に結成されたBoot Camp Cliccの一員として95年のInsaneのソロ作やBig Boyのコンピにも顔を出していた若武者Rated Xデビュー作にして唯一のソロEP作品。ホラコアチックな表ジャケですが、裏ジャケでは耳タバコで決め座りしてるレイアウトも完璧なカッコいい姿が拝めます。面長な好みのタイプなイケメンフェイスですが、この人顔通り声も凄いイケボで個人的にはBig Boyのラッパーの中でもG-Slimmと並んで特に推したい1人です。
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同年のBig Boyのコンピ皿We G'sにも出演していたものの、リリースは諸々のトラブルできな臭くなっていたBig BoyではなくTotal Respect Recordsから。ゲストには同じくBig Boyを離れてソロ作を出すBlack MenaceのThreatやGhetto Twinz、Tim Smoothら古なじみが駆け付けプロダクションは地元のIce Mike、DJ Lil Daddyが手掛けた間違いない1枚になってます。実質6曲ながら粒ぞろいのクオリティで特にTrack4/Measure The Painはささくれだったメロディからクリアなウワモノが広がる冒頭で既にノックアウトなIce Mikeベストワーク、Threatのソロ作でも相性ばっちりだったRated XとThreatのフロウもオラオラなGhetto Twinzのフックもカッコよすぎる名曲です。Tim Smoothが客演したミニマルなスムースファンクTrack3/knuckle Head Bitchや塩辛いシンセとキンキン響く打ち込みが堪らないTrack7/Soldierがお気に入り。顔良し、声良し、曲良しの文句のつけようがない1枚。




音楽 G-funk Mr. Quikk / Cash Money Super Mixx

音楽
04 /09 2021
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・199?年
・Mixed by Mr. Quikk

90年代後半からメンフィスを拠点に自身のレーベルDirty Harry Productionsから大量のMixやコンピレーションをリリースしシーンを支えたMr. Quikkによるキャマネ軍団のミックスCD。
曲的には98~99年ごろのCash Money Records全盛期に作られたと思われるとにかくドラムが始めから終わりまで執拗にチキチキとなり続けるバウンス中毒者歓喜の1枚。ボーカルやメロディのある曲は一切なしの潔い構成でHaのRemixで始まりHaのオリジナルビートで終わるMannie Freshの強烈なバウンスビートを聴かせる作りで、ドラムの鳴りを意識したMixやガシガシ曲間に入るスクラッチもカッコ良し。メジャー期のポップな曲は敢えて外してHaの後にU.N.L.V./Drag'em "N" Tha Riverでもっさり繋いだりThree 6 Mafiaと組んだTear Da Clup Up Thugs/Hypnotize Cash Moneyを中盤に持ってくるのも痺れますねぇ。超爆音で聴きたい逸品。

コタン

19年12月15日開始